ヒデさんが行く♪新潟 8/7 開催報告

ヒデさんが行く♪全国行脚プロジェクト、8/7 新潟の開催レポートです。

2021年8月7日(日) 14:00~16:00@新潟

『僕まち世界』ヒデさんが行く♪@新潟のイベントを、NPO法人はぐハグの主催で8/7(土)に開催致しました。

リアルとZOOMのハイブリッド形式で合計17名の方にお集まりいただき、ほどよい緩さと集中、そして学びへの好奇心に溢れる素晴らしい場になりました。

会全体の印象としては、ヒデさんのお話で目から鱗 → 質疑応答ではアクション直結の具体的かつ実践的なものがどんどん出て来て → 最後は一人ひとりに「何ができるだろう?」というエネルギーが湧き出て来るような感じでした。

「実施レポートに参加者の生の声を載せたい」という協力を募ったところ、たくさんの感想をいただきました。少し長くなりますが、以下にご報告させていただきます。



今日はありがとうございました。
榎本さんのトランジションのご説明で、物理的に可視化できる移行以外の、目に見えない内なる移行が印象的でした。
体験を通して自分や関わる人々の意識変容を起こすことが大切。
また、地域に資源が無いという視点ではなく、あるという視点を持つと、地域への見方や関わりも変わるということ。
以前、新潟市環境政策課に何か市民活動コラボ出来ることはありませんか?なんて無謀な提案をするためのヒアリングをしたけれども、そのような大風呂敷を広げず、出来ることきっとある!に勇気をもらいました。
防災士の資格、全く活用出来ていないけど、地域との関わりで何か貢献出来れば良いなぁと感じました。
(Nさん)



今日は有り難うございました。
本は読んでいましたが改めて、ヒデさんの話が聞けたのが良かったです。
やりたい事をやりたい時、やりたいだけやる!まさに自分とダブります!
仲間と行動を起こす時もそれで良いと思います。
あとは結果を求めず、過程を楽しむ事。
私はカエルとの約束を果たす為にやっています。結果は関係無いです!それが自分を駆動させるものなのだと思っています。有り難うございました! 

(Iさん)



今日はありがとうございました。
新潟のヒデさん繋がりができて嬉しく思いました。
個人でも地域でもあるものを見つける。リソースを見つけ、それを活かしていくことは同じだなと感じました。情報の話や多様性の話がありましたが、テレビネットなど情報は多様に見えて実はそうではない媒体が多く、本当に多様なのは人で、だからこそ人と関わることでレジリエンスを高めることができるのだなと思いました。
とりあえずやってみる。ヒデさんの言葉の、とりあえずの中にはレジリエンスが含まれていると感じました。また皆さまにお会いできる機会があると良いです。(Kさん)



ありがとうございました❣️😊🙏
緩めで、すごく深い学びのある場が楽しかったです。

【気づいたこと】
地域通貨というと、地域のエリアを定義してから…となりがちだけれど、この捉え方もまた柔らかくできるということ。

【やってみたいこと】
遊び部。遊び×かたい学び。カードゲーム製作。お試し通帳実験。個人資源の棚卸しと見える化、バンク化。今回出会えたみなさんとまた対話できる会。

(Wさん)



昨日は、途中で退席してしまい失礼しました!
トランジションタウンについては、10年くらい前から知っていて、気にはなっていました。長岡に来たばかりの2015年にも「トランジション2.0」の上映会を自主開催したり、すでにこれまでやってきたことはずっと「トランジション的」な活動だったんだな、と再確認できる場になりました。


少し前、ティール組織が注目を集め、自分も本を手に取って読んでみました。こんな理想的な働き方、活動のやり方があるのだと思っていたら、ヒデさんの話はまさにティールじゃないですか。みんながやりたいことを自発的にやり始め、それぞれが自立して、精神的にも成長していくコミュニティ。こういった場が、日本全国に広がっていけばいいなと希望を感じるお話しでしたし、自分の周りにもすでに活動している人はたくさんいる、その点を線や面につないでいけばいいのだ、ということも分かった有意義な時間でした。

(Eさん)



きのうはありがとうございました!
10年程前、子育てをきっかけに地域に携わるようになりました。
「もっとこうなったらいいなと思うんです!」と希望を語ると鼻で笑われ、こどもが小さいんだから頑張るのはやめなさいと言われ、そんな経験が何度か重なっていった時に「折れないように強くなるのではなく、打たれても折れないしなやかさを身につけよう。」と、そこはかとなく、でも確かに感じたことを、『レジリエンス』のお話の中で思い出しました。


また、「地域課題を解決するリソースは地域の中にある」ということをずっと感じていて、でも現状、「ない」を前提に見ている人が多いので、それをどう前向きな形で「ある」を感じられるのかと考えたときに、わたしにできることは『無邪気に地域への愛を語っていくこと』かなーと思いました。
ヒデさんのお話、とても分かりやすくて、それでありながら芯がスッと通っていて、言い回しなども含め、突き動かされるものがありました。
そして、この場を共有できたみなさんとの繋がりも、とても嬉しいです。
またみなさんとお話できたら嬉しいです!

(Iさん)



NPOはぐハグの皆さん、昨日はありがとうございました。
昨日は子供たちの1dayキャンプを途中で抜け出しての参加だった為、途中で退席してしまい失礼しました。

■感じたこと
ヒデさんのお話を聞きながら、内なるトランジションが実際の体験から起きている話を聞き、自分自身の体験活動を通して、よりそこを意識しながら活動していけたらいいし、体験+コーチングで優しく背中を支えたり押したりしていきたいと、改めて思いました。

■気づきや学び
計画から生まれたものはひとつもない
とりあえずやってみる
楽しくないと持続可能ではない
この辺りは、企業と関わる中で感じている今の組織における課題とも重なり、非常に共感を持って聞いていました。自分とは価値観の違う相手に正論をぶつけられ続けると、時に自分自身に迷うこともありますが、昨日は「やっぱりそれでいいんだな」と、背中を押していただいた気がします。
それは同時に、一人一人がそういった発信をしていくことで、「誰か」の背中を押すことにつながり、それがまた誰かにつながり、社会を変えていくきっかけになっていくんだな、とそんなことを思いました。改めて苦手ながら、「発信」していくことの大切さに気付くことができました。

■これからやってみたいこと
トランジションタウンのことを知らずとも、トランジションタウンの理念に近いことをやられている人は各地にたくさんいて、そういった人と語り合い、活動し、発信していくことでネットワークが広がっていくと思うので、まずはそういった仲間を語り合うことから始めたいと思います。
昨日は、会場の皆さんとはお話しできなかったので、会場の皆さんともぜひ話したいと思いました。
(Oさん)



みなさま、素敵な時間をありがとうございました。
ヒデさんの声の後ろから、セミの声がかすかに聞こえて藤野の夏を感じました(^^)
トランジションと会社の仕事を重ね合わせて感じたことをシェアします。

新しい時代の流れとして「やりたいことを仕事に!」とか「得意を仕事に!」という風が吹いてきて、ぜひそうでありたい!と思うけれど、現状としては、売上目標と計画と結果を重視する会社の中で、「やりたいこと」ではなく「やらなければならないこと」に追われて毎日を生きている感じ。そういう環境に長くいると「自分のやりたいこと」が何なのか? もはや感知できなくなっている……。
「やりたいことは? 得意なことは?」と問われることにストレスを感じたり、「そもそも、やりたいことなんて私には無いんじゃない?」と思ったり(笑)。たぶん、弊社のスタッフも多くはそんな感じだと思います。
でも、やりたいことをやっている時に「創造力」が一番発揮されるのであれば、この創造力を生かさないと会社も持続可能ではないはず。ヒデさんが「トランジションは、反対活動ではなく、新しいYESを作っていく提案活動だ」とおっしゃっていましたが、これは会社でも同じだなと思いました。


「やらなければいけないこと(やらされていること)」に愚痴を言い気力を奪われるのではなく、「一人ひとりの新しいYES(やりたいこと・興味ある事)」を見つけていきたい! 迷子になっているのであれば、「あなたのやりたいことって、もしかしたらこんな感じじゃない!?」って、みんなで見つけていけばいい。そうやって私やスタッフの内なるトランジションに繋げたいと思いました。
毎日顔を合わす同僚の内なるトランジションを育むことは、新潟のトランジションタウンの種撒きになるんじゃないかなと感じました。自分の足元にあるものは全て資源になる。あると思えば見えてくる! ちゃんと見える新しいメガネをかけたいと思います。


追伸
私も同僚も「自分のやりたいこと」を感知するセンサーが鈍っているので、まずは、「やりたくないこと・嫌いなこと」を書き出してみようかなあ~と思います(笑) 

「やりたいこと&得意なこと」探しにお薦めの方法があったら、みなさん教えてください。会社で試してみたいです(^^) 

(Sさん)



昨日はありがとうございました!!
ヒデさんのお話しはとてもわかりやすく、スッとこころに入ってきて納得しました。
トランジションの3つのキーワードは、私がこれから生きていくうえで指針になるものだなぁと思いました。わたしのやりたいと思って始めたこと(食べ物を自給すること)、興味あることは脱依存から抜けたいからだったと初心を思い出しました!


トランジションタウンとは何かまったくわからなかったし、もしかしたら場違いかなぁと少し心配な気持ちで参加したのですが、参加したあとは晴れ晴れした気持ちになり、参加してよかったぁ〜✨と思いました。ありがとうございました!!

(Yさん)



当日は、仕事の途中で抜け出していたので、ヒデさんのお話しまで聞いてから退出させてたいだきました。ヒデさん。心を揺さぶられるお話し、ありがとうございました。
実は、これまで「トランジション・タウン」のことは全く知りませんでした。はぐハグのメンバーとして、この企画をゆっきーから聞いた時が初めてでした。その後も書籍は購入したもののなかなかしっかり読む機会も無く当日を迎えたのですが、この活動に一気に引き込まれました。
紹介された活動で、特に印象深かったのは「地域通貨よろず屋」です。この「通帳型」というのが良いなぁ〜と思いました。活動をどう根付かせて活性化させ、持続させていくかはとても難しいと感じることが多いのですが、この「通帳」をつかった「通貨」は素晴らしいデザインだと思いました。大人であれば通帳はほぼ全員使ったことがあるというのも良いですし、お話しにあった活動の可視化というもの素晴らしいと思いました。というか、その手があったか!の「目からウロコ」状態でした。


また、「内なるトランジション」のお話しも共感しました。行動変容しその変化を持続していくには、小さな「内なるトランジション」の積み重ねがとても大事だと思いました。
私の恩師が取り組んでいる「地域に根ざした教育(Place-based education)」に直結していると感じました。このトランジション・タウンの活動をしている大人たちと一緒に育った子ども達の将来が楽しみです。生まれ育った町にとどまろうと外に出ようと、いずれにしろ、自分が住んでいる地域の資源を大切にしながら生きていける大人になるんだろうな、と将来が楽しみになりました。 

(Oさん)



ヒデさん、ご参加いただいたみなさん、素晴らしい時間をありがとうございました! 私にも、今心にあることを共有させてください。当日はホスト役で初っ端からトラブルに見舞われたりして、なかなかお話の内容に集中できませんでしたが(苦笑)、、こうして皆さんの振り返りを読ませてもらうことで、今この瞬間に様々な思いが頭を巡っています。


改めて気づいたことの一つは、今の時点で熱があるのは「内なるトランジション」の方かな、ということです。もちろん、毎年凶暴さを増している夏の暑さであるとか、前例のないような豪雨や豪雪であるとか、そういう現実に起きてることへの直接的なアクションも大切だと思ってはいますが。
私は会で紹介された「トランジション活動で大事にしてきたこと」の5つの考え方が本当に好きで、ここに触れるとものすごく力がもらえる感覚があります。
そこから私だからできること・やってみたいこと、というふうに考えていくと、意識や繋がりづくりといった内面へのアプローチの面で何かできることがあるのではないか、という問いが浮かび上がってきます。


思いつきレベルで書いてみると、例えばNPOはぐハグでトランジション部を立ち上げてワークショップをやってみるだとか。(はぐハグは、主に、子ども・親・子育て環境に関する活動を行っていますが、トランジションで大事にしている5つの考え方は、教育や子育てに持ち込んだらとても面白いインパクトが生まれると思うんですよね)
そして、そういうことを楽しみながら続けていく先に、「じゃあ私たちのまちをこんな風にしていこう!」みたいな次のステップが立ち現れて来るような気がしています。
全然考えはまとまっていませんが、とりあえず声にしてみました。 

(Oさん)



以上です。

小山さん、ヒデさん、素晴らしい機会をいただき、本当にありがとうございました!!

(Reported by 大原 幸夫(ゆっきー)/NPO法人はぐハグ)