
まちが変われば世界が変わる
つながりを感じ、つながりを持って、
“無力感”から“有力感”へ



トランジション・タウンの実体を知る。


日本におけるトランジション・タウンの13年を振り返る。
地湧の杜からおくる初の書籍。


僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる《5冊セット》
僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる《10冊セット》
僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる《50冊セット》
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events
出版記念イベント
『僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる』出版記念イベント
該当するイベントは現在ありません。
preface
僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる
~トランジション・タウンという試み
本書でご紹介する「トランジション・タウン」という試みは、この個人と世界という2つのレベルの間に「まち」という中間的なレベルを差し挟むことで、乖離した両者の間に橋を架けようとするものです。ここでいう「まち」とは主に行政区分を意味する「町」でも商店などが立ち並ぶ通りを意味する「街」でもなく、「地域コミュニティ」を指しています。世界というレベルは大き過ぎてあまり実感が持てませんが、まちというレベルは個人的にも実感しやすく、かつその変化が国や世界などさらに大きなレベルに影響を与え得る可能性を個人のレベルよりは想像することができます。
本書で主に取り上げているのはその「まち」の中でも、人口1万人弱とかなり規模が小さな藤野というコミュニティで、私が仲間たちとともにこの10年あまり取り組んできた活動についてです。しかし、そんな小さなコミュニティで起きたことが直接的あるいは間接的に他のコミュニティに決して少なくない影響を与え、テレビや新聞、雑誌、ネットメディアなどで数多く取り上げられるとともに、視察の依頼も頻繁に入るようになりました。
私もよくイベントなどで私たちがやってきた活動について話をさせていただく機会がありますが、最初は斜に構えていた聴衆が話を進めるうちに身を乗り出してきて、会場全体が熱を帯びてくるのをほぼ毎回のように体験しています。そのような体験を繰り返すうちに、「自分たちのストーリーには人に力を与えるものがある」と実感するようになり、これはより多くの人たちに伝える必要があるのではないかと考えたことが本書を書くきっかけとなりました。
それと同時に、自分たちが10年ほど試行錯誤を繰り返しながらも成し遂げてきたことを、まだ道半ばだとは言え、一度記録に残しておくべきではないかと思ったことも本書を書くもう1つの動機となりました。
(『僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる ~トランジション・タウンという試み』はじめに より)
reviews
推薦メッセージ
『僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる~トランジション・タウンという試み』にいただいた推薦のことばをご紹介します。






イギリス北部スコットランドにある世界的なエコビレッジ、フィンドホーンにて持続可能な暮らしについて探求していた2007年にトランジション・タウンの活動に出会う。2008年に日本帰国後、新たな生活の拠点とした神奈川県の藤野でトランジション活動を始めるとともに、その活動を日本中に広げるべくNPO法人トランジション・ジャパンを設立。

衣食住は人の暮らしに不可欠なものであると同時にそれぞれが密接に繋がっていて、切り離せず、生活の場の中で営まれます。
地湧の杜は、千葉県長生郡長南町蔵持の古民家を場として、この生活を実践し、研究、普及、啓発する場所として、新しいコモンズ的発想土台の上に創設されました。



