ヒデさんが行く♪小笠原 7/1 開催報告

ヒデさんが行く♪全国行脚プロジェクト、7/1 小笠原の開催レポートです。

2021年7月1日(木) 17:00~@小笠原

2021年7月1日、小笠原諸島の父島でヒデさんのセミナーを開催しました。
小笠原諸島は、東京から約1,000km南にある島。
交通手段は6日に1回の船しかありません。
今回、オンラインでの開催が可能となり、藤野のヒデさんとつなぐことが可能となりました!


当日は、トランジションタウンに興味のある地元の企業の方々や観光業の方々、行政の方々などさまざまなメンバーが集まりました。
また父島から約50km南にある母島とオンラインでつなぎ、父島の現状のみならず、母島の状況についても活発な意見交換が行われました。

ヒデさんが話してくれたよろづ通貨の仕組みや森部の話。
そしてトランジションタウンの活動の中で大事にしてきた姿勢や取り組み方。
必要なリソースはすでにその地域にあり、市民一人ひとりの創造力こそ、最も再生可能なエネルギーだということ。
参加している私たち一人ひとりが、それぞれの立場を超えて、ヒデさんの話から感じたことを率直に話し合い、自分事としてどう捉えていくか、積極的な対話がなされていました。


またこれまで、小笠原で各々が活動していたことが、実はトランジションタウンにつながっていたという気づきも聞かれました。

小笠原は島の誕生から一度も大陸と陸続きになったことがなく、独自の進化を遂げた固有動植物が数多く生息しており、世界自然遺産としての魅力が非常にあふれる島です。
その一方、本土から遠く離れた離島であるため、本土にさまざまな物資、エネルギーを依存しているという課題もあります。


自分たちの手で自分たちのできる範囲のことを、やりたい人がやりたいときに、やりたいだけやるというトランジションタウンのあり方は、この島で生きていく私たちに多くのヒントを与えてくれました。
できることを一歩ずつ楽しく進めていきたいと強く感じる時間でした。
ヒデさん、みかえさん、ありがとうございました!