ヒデさんが行く♪鎌倉 6/15 開催報告
ヒデさんが行く♪全国行脚プロジェクト、6/15鎌倉の開催レポートです。
2021年6月15日(火) 18:30~20:40@鎌倉
きっかけは、ヒデさんを知る人々が動き出したこと。当日集まったのは、既知のつながり半分、新しくこの本やヒデさんに接する方も半分くらい。地元の鎌倉・逗子・葉山・藤沢が半分、そして神奈川県内・東京からも半分。天気が崩れるかも?といわれていた夏っぽい夕方、ゆるやかで和やかな雰囲気でスタートしました。
Zoom画面でヒデさんの元気なお顔をみせていただき、まずは全体のお話。詳しく伺ったのは地域通貨よろづ屋・森の手入れ・電気づくり。
3つに共通していたことは、いかに自分たちにできる形にするか、できることは実は沢山ある、やってみれば事態は変わっていく、ということ。あとから振り返ると”トライ&エラー”と”いくつかの成功例”なわけだけど、歩む途上ではやってみて楽しんで、できなければ工夫を重ねて・・・ということだったみたいです。
ヒデさんのお話に続く会場での対話は3人づつ、6ー7グループ。初めて同士が今の思いやご自身でやってみたいことを話し合ううちに盛り上がって、話し終えるのが惜しい感じが漂いました。
質問は時間の関係もあり3つ、それぞれ濃い話。
①Q:内閣府が100年後の生活について答申を出していて、このスタイルにほぼ近い。そのとき給付金のようなものを計画に入れてますか?
A:なんでも依存するとそれがないと出来ない。リソースと考えれば無くてもやれる。そのとき給付金があって使えるなら使うと思う。
②Q:コミュニティ経済として回すことをどのように考えていますか?
A:トランジションタウンの考えのもと、アイディア・設計・作業・応援など集まり、それがきっかけになり、人が集まり語らいができる、といったようにお金や交流の循環が生じた。これはいいなと思っている。
③Q:苦労したことはなんですか?
A:忘れちゃうんだよね(笑) でも苦労というか忘れられない瞬間・忘れられないシチュエーションというものはあり、それが関係した人々を繋いでいます。
分刻みで完全退館するため皆さんのご協力をいただきながらまずは片付けを進め、それからSNS数珠繋ぎ、会館前でも別れがたく話は続き、やがて鎌倉の宵闇に消えていきました。
実は当日運営は、奇跡ともいえる綱渡りがありました。Zoomスクリーン投影用のケーブルと機材が合わない→手配しようにも道路渋滞→来場者がぴったりな機材を持っている!→でも充電器なく電源持たないかも→スタッフの充電器はこれまたケーブルが合わない→そこへ来た来場者がぴったりな充電器を持っている!! そうして来場者のおひとりがすっかり運営スタッフとなりZoom画面コントロールに力を発揮してくださいました。MVPです。ありがとうございます!
6月15日は、一粒万倍日・天赦日だったそう。ここから多くが育っていくことでしょう。
トランジションタウンに関して、HPを見ると意外と身近に取り組んでいる人たちがいらっしゃるのですね。
これからもヒデさんの全国Zoom行脚は続く・・・ どんな出会いが生まれるか、楽しみです!
お話いただいたヒデさん、サポートしてくださった宮佳江さん、ご参加くださった皆さま、実行メンバーの皆さま、どうもありがとうございました!
(Reported by Naomi Suzuki)